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相手に期待しないと人間関係がラクになるかも

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相手に期待しないと人間関係がラクになるかも

あなたは、仕事ができない同僚にイライラしたり、思った通りに動いてくれないパートナーにイライラしたりすることはありませんか。今回は、相手に期待しないと人間関係が楽になるかもという話です。

 もくじ

 相手に期待しすぎじゃないだろうか

もし、いま人間関係で悩んでいるのなら思い返してほしいのですが、あなたは相手に期待をしすぎていませんか。例えば、よくある話では「私なら30分で終わる仕事は、同僚の〇〇さんは1時間もかかる」などです。この場合は、相手も自分と同じようにできるという思い込みがあり相手に期待をするものの、期待に応えてくれないから(勝手に自分が)イライラしているわけです。

 

自分自身の思い込み・常識を疑ってみる

思い込みや常識というのは、なかなか自分自身では気付きにくいものです。ただ、その思い込みや常識の無理強いが相手を傷つけ、結果的には自分自身も苦しめていることも少なくありません。

 

まずは、自分自身の思い込みや常識を疑ってみましょう。「私なら30分でできる仕事...」というのは相手も必ず30分で終わらせるとは限りません。誰にだって得手不得手はあります。僕自身にも、あなたにも得意なことがあれば苦手なことがあるのです。自分が得意なところだけフォーカスして相手に無理強いをするのは自己都合なだけだと言えます。

 

極論ですが、人前で話すのが得意な人に「俺は100人の前でも緊張しないから君も明日100人の前でプレゼン、絶対成功させろよ」と言われてと人前で話すのが苦手な人にとっては困りますよね。自分がやられて嫌なことは相手にもしないという原点に戻るためにも、自分の思い込みや常識を疑ってみましょう。そうすることで相手への過剰な期待も少なくなり気持ちに余裕が生まれます。

 

自分は自分、相手は相手と考える

ココロクエストの記事でも何度か紹介しているアドラー心理学では「課題の分離」という考えがあります。「課題の分離」とはアドラー心理学の中心となる考え方で「自分の課題と他者の課題を切り分けて考える」というものです。

 

人間関係には、割り切って考えることも重要です。期待というのは「勝手に自分が相手に要求している」ことです。相手からするといい迷惑かもしれません。逆も同じで相手から過剰な期待をされても自分には関係ないこともあるでしょう。そのような時は「自分は自分、相手は相手」と課題の分離をしましょう。

嫌われる勇気―――自己啓発の源流「アドラー」の教え

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最後に

過剰な期待は自分も相手も苦しめてしまいます。多少の期待なら良い作用もあるでしょう。もしかすると「期待に応えたい!」思って頑張ってくれるかもしれません。

 

ただ、思い込みや常識だけが先行する「過剰な期待」となった場合は別です。このようなときは、往々にしていい結果を生み難いものです。

 

過剰な期待が減ると相手に失望することも少なくなります。結果的に心に余裕が生まれストレスも軽減されるでしょう。案外、人間関係というの自己都合な思い込みが苦しめているのかもしれません。もし人間関係に悩んでいたら、そこに「思い込みや常識の無理強い」が邪魔していないか考え直してみてくださいね。

今日のクエスト~LevelUpポイント~

  • 相手に期待をしすぎない!
  • 相手は相手、自分は自分!
  • 自分の思い込み・常識を疑ってみる!

To be continued…