なぜか不安なんです……。
将来の仕事や家庭など様々なことで漠然とした悩みを抱えていませんか。こんな漠然とした悩みは「椅子」を使って解消してみましょう。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『漠然とした将来の不安は椅子を使って解消!「エンプティ・チェア」』というお話です。不安な時どうすればよいかわからない方必見です。
目次
不安な時どうすればよいかわからない
毎日の生活の中で漠然とした悩み・不安を抱えながら過ごしている人がいます。仕事や学校、恋愛、家庭のことなど、人それぞれ悩みを持っています。
ゆっくりしたい休日なのに、漠然とした悩みが邪魔をして休めないという人も少なくありません。
頭の中で不安と戦っていても結局のところ不安が大きくなるだけです。
今回、漠然とした不安を解消してくれるかもしれない椅子を使った「エンプティ・チェア」をご紹介します。
「エンプティ・チェア」とは?
エンプティ・チェアで用意するのは2つの椅子です。その椅子を向かい合わせに設置してください。準備はこれでOKです。
では、エンプティ・チェアの手順をご説明します。
- 片方の椅子に座り、悩んでいる状況を思い浮かべ「どんな気持ちか」実際に言葉する
- 次に反対側の椅子に座り、悩んでいるもうひとりの自分(イメージ)を眺め、アドバイスする
- 再度、悩んでいる側の自分の椅子に戻り、アドバイスを受けた上で状況を言葉にする
あとはこれを繰り返していきます。簡単に説明すると「悩んでいる自分」と「アドバイスをする(話を聴く)自分」の一人二役をこなし、カウンセリングをしていくイメージです。
これは心理学でいうところの「メタ認知」です。つまり、自らの認知する(考える・感じる・記憶する・判断するなど)ことで、漠然とした悩みを解消していくのです。
メタ認知(英:Metacognition)とは、「メタ(高次の)」という言葉が指すように、自己の認知のあり方に対して、それをさらに認知することである。
苦手な相手がいるときにも使える
上記では「悩んでいる自分」をイメージしましたが、もしあなたに「苦手な人」がいるのであれば、「苦手な相手」をイメージしてもよいのです。
上記で説明した方法と同様で、片方の椅子に座りあなたが苦手な人が目の前の椅子に座っているイメージを思い浮かべその人に対する不満をぶつけます。
そして次に反対側の椅子に座り、その思い浮かべた苦手な人になりきってあなたがどう映っているか話をします。あとは気持ちの済むまで往復します。
これも実際に椅子に座り、相手になり切ることで相手の気持ちや事情を理解できるようになってきます。「こんな風に思っていたんだ」と相手の気持ちが理解できたら、苦手な相手の部分も少し和らぐと言われています。
今回は漠然とした将来の不安を抱えているときに使える「エンプティ・チェア」をご説明しました。
もちろん、この方法が合う合わないもあると思います。
不安解消の方法はいくつか選択肢を持っておくと安心です。用意するのは2つの椅子だけなので、不安な時どうすればよいかわからない方は試しにやってみてはいかがでしょうか。
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エンプティチェア・テクニック入門
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●漠然とした悩みほうっておくと増大する!
●状況を認知することが大事!
●エンプティチェアを試してみよう!