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日曜の朝、最大限に集中力を高める「初頭効果」と「終末効果」

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最大限に日曜日の朝を有効活用できる「初頭効果」と「終末効果」

 
日曜日の朝に勉強をしたいけど、どうしても集中力が続きません。

 

 

日曜日の朝はどのように過ごしていますか。もしかして寝て起きたら昼過ぎだったということはありませんか。できれば、日曜日の朝こそ有効活用しましょう。

 

どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。

今回は「初頭効果」「終末効果」について書きたいと思います。日曜日に限らずとも集中力を発揮したいときに使える心理効果なので読んで参考にしてみてください。

 

 

 目次

日曜日の朝を有効活用しよう

「日曜日ぐらい寝ていたいたよ…」と言いながら、起きたら昼過ぎなんてことはありませんか。できれば、日曜日の午前中は有効活用しましょう。

 

一説では「朝はゴールデンタイム」といって創造力が発揮されやすい時間帯だと言われています。確かに実感としても、夜の疲れきった脳で作業するよりも、朝のスッキリとした脳で作業したほうが作業スピードも成果物も良い出来のような気がします。

 

また、脳の働き以外にも午前中のほうが「静か」だというメリットもあります。日曜日の朝9時ぐらいにカフェに行っても人はまばらですよね。誰にも邪魔されずに作業ができるのが休日の午前なのです。

 

そんな日曜日の朝ですが、さらに集中力を高めて作業をしたいという人もいると思います。そこで、今回は集中力を持続させるための心理効果をご紹介します。それが「初頭効果」「終末効果」というものです。

 

初頭効果と終末効果

心理学で「初頭効果」と「終末効果」と呼ばれる心理効果があります。簡単に説明すると「よし!頑張るぞ!」という最初と、「もうすぐ終わりだ!」という最後に集中レベルが高まるといった心理です。

 

例えば、人と会うときにも最初と最後が肝心と言われています。これも最初の印象と最後の印象が脳に記憶されやすいためとだと考えられています。したがって勉強や作業効率の向上にも最初と最後が肝心なのです。

 

あなたは経験がありませんでしょうか。

 

2時間、3時間ぶっ続けで作業すると、中だるみしていつの間にかスマホを見たり、漫画を読んだり集中力が途切れるようなこと。人は、せいぜい集中できる時間が限られています。人が集中できる時間は個人差はあれど1時間ぐらいです。これを踏まえて、勉強時間と休憩を賢く取り入れましょう。

 

初頭効果と終末効果を取り入れた神タイムスケジュール

3時間ぶっ続けで勉強するのではなく、50分間勉強したら10分間の休憩タイムを入れるようにするのです。つまり、初頭効果と終末効果を考えたとき、3時間勉強する場合は初頭効果と終末効果も一回だけですが、3回の休憩タイムを入れることで初頭効果と終末効果も三回発揮されることになります。

 

3時間ぶっ続けの場合

やる気が続かない…

3時間ぶっ続けの場合

3時間ぶっ続けの場合

 

初頭効果も終末効果も1回ずつだけで、中だるみする時間が長くなります。 

 

「50分作業→10分休憩」×3セットの場合

よし頑張るぞ!

「50分作業→10分休憩」×3セットの場合

「50分作業→10分休憩」×3セットの場合


10分間の休憩を入れることで初頭効果も終末効果も3回ずつもあり、中だるみする時間もありません。集中して勉強ができます。

 

休憩時間のコツ

休憩時間のコツ

休憩時間はお茶やコーヒーを淹れたり、軽くストレッチをします。スマホを触るのもいいのですが、スマホでゲームをし始めたりすると止めどきを見失うでおすすめはしません。

 

3時間ぶっ続けで作業するよりも5分〜10分くらいの休憩を入れながら作業したほうが効率的なのです。あと、集中力が最初と最後に発揮されるということであれば、最初に難しい問題や作業に取り掛かり、最後は学んだことの予習・復習に使えばより効率的です。

 

最後に

日曜日の朝こそ有効活用しましょう。それを最大限に活かすために「初頭効果」と「終末効果」という心理効果を活用した勉強法です。難しいことはありません。ぶっ続けで作業するのではなく、作業と休憩の適切なタイミングを持ちましょう、ということです。次のお休みにでもお試しくださいね。

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

●最初と最後が肝心!

●人の集中力はせいぜい1時間ぐらい!

●勉強時間と休憩時間をバランス良く!