あなたは自分のダメなところばかり気にしすぎて落ち込むことはありませんか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は、自分のダメなところ探しは、ほどほどにしましょう、というお話です。
目次
自分のダメなところは目立つ
足りてないところがあって当たり前
僕たち人間は完璧でありません。何から何まで完璧な人間など存在しないのです。だから、自分に足りていない部分、つまりダメだと感じる部分があっても当たり前なのです。
そんな当たり前にある「ダメな部分」を気にして落ち込むのは無駄な労力です。
ただ、そうは言っても気にしてしまいますよね。では、なぜ多くの人がダメなところを気にしてしまうのでしょうか。ダメな自分を断ち切るために、そこから一緒に考えていきましょう。
他人と比較すると落ち込みやすい
自分のダメと判断するのは何かと比べているからです。それは他人、つまり周囲の人と比べて「あの人より自分は劣っている」「だからダメなんだ」と思うわけです。
例えば「同僚のAさんは仕事が早いけど、自分は遅い…」「友達のBちゃんは痩せているけど、自分は太った体型だ…」と比較するのです。
ところが、この比較は実は適切な比較ではありません。
勘がいい人は気づいたかもしれませんが、「他人の良い面」と「自分の悪い面」の比較を多くの人はしているのです。これって落ち込んで当たり前だと思いませんか。
他人との比較はやめたほうがいい理由の一つは、そもそも適切な比較になっていないからです。
「他人の悪い面」と「自分の良い面」を比較すれば、それほど落ち込むこともないでしょう。それをやらないのは「自分のダメな部分」が目立っているように感じるからです。
また、「他人の悪い面」と「自分の良い面」を比較したところで、それも適切とはいえません。そもそも比較はしなくても良いですし、比較するのであれば、そもそも「適切な比較ではない」という前提でやりましょう。他人と比べるのは、あくまで参考です。
ダメなところ探しは負のスパイラルの原因
「自分のダメなところ探し」がよくないのは、自己肯定感が低くなってしまうからです。前述のとおり、ダメなところを一度探し始めると、次から次へと頭に思い浮かんできます。
こうなってしまうと「負のスパイラル」状態です。負のスパイラルに陥ってしまうと、自信をなくしてしまい、自己肯定感が低い状態が続きます。何も解決策が思い浮かばいので立ち直りに時間もかかってしまうでしょう。
自分のダメなところが頭に浮かんだら?
もし自分のダメなところが頭に浮かんだら「あるがまま」受け入れましょう。
要するには「何も評価しない」のです。
例えば、「仕事が遅い…でも、これも私!」という風に、まずは「あるがまま」の自分を受け入れていくのです。
強引に肯定をする必要はありません。ダメな自分も受け入れることで、むやみに落ち込まなくなります。少なくとも「自分はダメ人間だ!」と評価するよりも落ち込みません。
むやみに落ち込まなくなると、自然と解決策を導き出すようになってきます。「仕事は遅い…でも慎重な証拠」とか「ちょっと早めに出社してがんばろう」とか「同僚に正直に話して手伝ってもらおう」など、落ち込んでいるときには思いつかなかったことが自然と思いつくようになりやすいでしょう。
頭に自分のダメなところが思い浮かんだら「これも私」だと、まずは受け入れてみましょう。自然と受け入れられるようになってきたら、そこから「だったら何ができるか」など考え方をシフトしていくのです。そうすることで、負のスパイラルに陥らなくて済みます。
最後に
いかがでしたでしょうか。自分のダメなところって気になり始めると、次から次へと思いついてしまうものです。でも、大丈夫です。人間は完璧ではないので、足りない部分があっても当たり前なのです。それが人間味というものです。
まずは自分のダメなところも受け入れてみて負のスパイラルから脱出しましょう。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●他人との比較は、そもそも適切な比較じゃない!
●ダメところがあった当たり前!
●あるがまま受け入れる!