目標には2種類あります。「自分を変えたいことを目標にする」と「他人のためになる行動を目標にする」です。
もしあなたが「自分に自信がないなぁ……」と思うのであれば「他人のためになる行動を目標」にしてみてはいかがでしょうか。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『「自信の付け方」他人のためになる行動を目標にすると自信がわく』というお話です。自信がない人は参考にしてみてください。
目次
2種類の目標
目標設定には大きく分けて2種類あります。
◆コンパッション・ゴール
他人のためになる行動を目標にする
◆セルフイメージ・ゴール
自分を変えたいことを目標にする
どちらが良い悪いというわけではありませんが、 「自分を変えたいことを目標にする(セルフイメージ・ゴール)」よりも「他人のためになる行動を目標にする((コンパッション・ゴール))」ほうが自信がつきます。(参考)
小さな親切を積み重ねよう
「他人のためになる行動を目標にする」とはどのような目標設定をすればいいのでしょうか。
例えば「世界を救う」「貧困や戦争をなくす」など、あまり大きなことを考えすぎると目標設定としては好ましくありません。身の丈に合った現実的な目標を設定しましょう。
ここは難しく考えずに「小さな親切ができる」ことを考えてみてはいかがでしょうか。家族や友人、同僚など身近な相手が喜ぶこと、相手が楽しんでくれることを考えてみるのです。
例えば「出世をする」という利己的な目標ではなく、「会社に貢献する」「自分の仕事でお客様を喜ばせる」という他己的な目標にします。
恋愛も同じです。「自分を認めて欲しい」という目標ではなく、「好きな相手を喜ばせたい」「好きな相手の役に立ちたい」という想いで行動をしていきます。
最近の科学では親切はメンタルにも良いことがわかっているので「他人のためになる行動を目標にする」のはとても理にかなった方法だと思います。
5分間の親切をやってみよう
それでもよくわからないという人は『GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代 (単行本)』のアダム・グラント博士が推奨している「5分間の親切」を実践すのもよいのではないでしょうか。
こちらを参考にしてみてください。
謙虚に誠実に生きる人が成功する
『スタンフォード式 最高のリーダーシップ』(スティーヴン・マーフィ重松著、サンマーク出版)の著者は、エゴと謙虚さ、強さと弱さ、バランスがうまくとれることがリーダーにとって必要だと言います。
人のために行動できる人には、おのずとファンや仲間が増えてきますね。
自分に自信がないと思う人は他人のためになる行動を目標にしてみてはいかがでしょうか。
日々、「誰かの役に立っている」という感覚を持つことで自己肯定感が増し、自信につながります。
難しいことは考えず「身近な人を喜ばせるためにはどうすればいいいのだろうか?」と考えてみてはいかがでしょうか。
おすすめ書籍
GIVE & TAKE 「与える人」こそ成功する時代
親切は脳に効く
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●目標設定には2種類ある。利己的と他己的!
●他人のための行動目標は自信になる!
●小さな親切からはじめてみよう!