「体調管理も仕事のうち」「風邪を引くのは自己管理ができていない証拠」しばしば耳にする言葉ですが本当にそうでしょうか。
風邪を引いたときに自己管理を指摘するのは誤った解釈です。
どうも、ねこひげ(@dr_catwhisker)です。
今回は「体調管理も仕事のうち」の本当の解釈について書きたいと思います。
目次
風邪で休むのは自己管理不足だろうか
あなたは風邪で会社を休んだときに「風邪を引くのは自己管理ができていない証拠だ!」と叱られたことはありませんか。
もっともらしい言葉に聞こえます。実は、かつて僕も風を引いたとき上司に言われ「自己管理ができていない自分が悪い」「休めば周りにも迷惑がかかる」と自分を責めていました。
ですが、本当に風邪で休むのは自己管理不足なのでしょうか。
今は「風邪で休む判断ができていることこそが、管理ができている証拠」だと考えます。すなわち、誰しもが風邪を引く可能性があり、風邪で休むこと事態は何も悪くないということです。
どれほど気をつけても風邪は引くときは引く
生まれつき丈夫な身体を持った人を除いて、誰しもが風邪を引く可能性があります。世の中で風邪が大流行すれば、街や電車の中で風邪を移される危険性がありますよね。
また、家族や子供が風邪を引いたら看病のため近くにいて移ることもあるかもしれません。マスクや手洗いをしっかりしていても防ぎようないことです。
それでも「体調管理を怠って風邪を引いた人が悪い」のでしょうか。
「体調管理は仕事のうち」とは
「体調管理は仕事のうち」という言葉を聞きます。これは突発的な風邪や頭痛、腹痛などには当てはまらないと考えます。
たとえば、「二日酔いで会社休みます」とか「一晩中遊んでいたので会社休みます」という人がいれば、それは「自己管理をしっかりしろ!」と言われても仕方ありません。
自己責任の範ちゅうにあるからです。
確かに風邪も気をつけていれば防ぎきることもできます。
それでも前述の通り、家族の看病や毎日の通勤通学で風邪を移される危険性は十分にあります。防ぎようもない風邪は「体調管理は仕事のうち」と批判されるのは辛いと思いませんか。
休むのもマナー
風邪で休むと迷惑ではなく、風邪なのに出社してきた人のほうが迷惑だと思われる傾向にあります。つまり今は「休むのもマナー」なのです。
ひと昔前は「風邪ぐらいでは休めない」という根性論のようなことがまかり通っていました。今でこそ、周囲への感染を心配する声が強く「出社しないでください」と言われることもあるようです。
確かに風邪で仕事に穴ができて「迷惑をかけている」と後ろめたい気持ちになることもあるでしょう。ただ、自分が風邪で出社して社内で風邪を流行らしてしまうほうが大きな問題です。
「自分の体調が悪いときは休む」これこそが自分の体調を管理できているのではないでしょうか。
それでも出社せざるを得ない場合はマスクを着用するなど最低限マナーは必要です。
ときどき「風邪を引くのは自己管理ができていない証拠だ」という言葉を聞きますが、いざ風邪を引いたときにこれを言われるのは辛いものがあります。それこそ、日頃からマスクや手洗いなど徹底しているのに風邪を引いたら尚更です。
防護服でも着ない限りで、ウイルス性の風邪は移される危険性はあります。
繰り返しになりますが健康管理は大切です。ただ「風邪で休むのは自己管理不足だ」と言われるような社会ではなく、もっと寛容な社会になればいいのになと思った次第です。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
●誰しもが風邪を引く可能性がある!
●風邪で休むのは自己管理不足ではない!
●休むのもマナー!