恋人が元気ないとき、どうにか元気になってもらいたい思うはずです。そりゃそうですよね、好きな人のことは心配ですし、できれば力になってあげたいと思うものです。
今回は、彼女や奥さん、好きな人が元気がないときは心理学の「カタルシス効果」を活用して癒やしてあげよう、というお話です。気になる人は読み進めてくださいね。
もくじ
カタルシス効果とは？
「カタルシス効果」を利用すると人間関係が良好になります。恋愛にも活かせて、今回のような「恋人を元気にしてあげたい・癒やしてあげたい」というときに有効だと言われています。
では、そんな「カタルシス効果」とはどのようなものでしょうか？
カタルシス効果（cathartic effect) 心の内にあるさまざまな不安やイライラ、苦悩や怒り等の感情を言葉にして表現すると、その苦痛が解消され、安堵感や安定感を得ることができます。 これを精神分析の用語では、カタルシス効果と呼び、「心の浄化作用」とも表現されます。
僕たちはストレスや悲しみ、不安、イライラ、苦悩など様々なネガティブな感情を抱きながらも抑圧して生きています。このネガティブな感情を抑圧しすぎると心の病気になったりする原因になると言われています。
だからこそ、感情を開放する、つまりは「心の浄化作用」が大切だということです。
恋愛に活かせるカタルシス効果
カタルシス効果が恋愛に活かせる場面は、恋人を癒やしてあげるときです。好きな人・気になる人の力になってあげて急接近…ということもありえます。実は、モテる男は自然とやっていることなんです。
ネガティブな感情を共有する
例えば、彼女や奥さんが仕事で失敗したら落ち込むと思います。こうゆう場面でこそ、「カタルシス効果」を活用しましょう。「上司に怒られた…」「クレームになった…」「評価が悪かった…」など仕事にはミスは付きものです。
ただ、一人で抱え込みすぎると辛くなることがあります。ましてやネガティブな感情を抑圧していたらどんどん悪循環に陥る可能性もあります。
だからこそ、相手のネガティブな感情を引き出して聴いてあげましょう。マイナスな感情を共有することで二人の関係は深まります。
女性のナイーブな気持ちを汲み取ってあげよう
男性よりも女性のほうが繊細な人が多いように思います。生理や体調の変化もあって気分の浮き沈みに波があることもあります。
男性は、そんな女性を「駄目なやつ」と否定するのではなく、ナイーブな気持ちを汲み取ってあげる寛大さがあればモテるのではないでしょうか。
誰だって、落ち込んでいる時や不安や悩みがあるとき、泣きたくなるような 出来事あった時は、さりげなく優しくしてほしいものです。
否定や批判は禁物！肯定的に聴くこと
「カタルシス効果」で重要なのは、相手のネガティブな感情を肯定的に聴いてあげることです。女性を「否定」することだけはやめましょう。
最後に
誰だって落ち込む時があります。そのようなときは、まずは否定も批判もせずに話を聴いてほしいものです。
実は「カタルシス効果」はカウンセラーも使っている効果です。素晴らしいカウンセラーは、相手の話を否定したりしません。肯定的に捉えて自分では気づかない感情を気づかせてくれます。
また、落ち込んでいる方に言えることは、愚痴やネガティブな感情を「悪いこと」と捉えすぎないことも大切です。重要なのは、どのように向き合っていくかということです。
それが、今回紹介しました「カタルシス効果」、つまり不安やイライラ、苦悩などの感情を言葉に表現して解消していく過程です。
女性は彼氏や旦那さんに話を聞いてもらってもいいですし、男性なら女性の話を聞いてあげることで関係はさらによくなると思います。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 一人で抱え込みすぎると辛くなる！
- 相手のネガティブな感情を肯定的に聴く！
To be continued…