失恋にも色々なパターンがあります。長年付き合っていた恋人と別れた場合、片思いだった人にフラれた場合、いづれにしても失恋とは悲しいで出来事です。そんな失恋から立ち直るにはどうすればいいのでしょうか。
今回は、心理学の有名な実験を紹介しながら「失恋から立ち直る方法」について書きたいと思います。
もくじ
失恋をコントロールすることは可能
一生の中で、もしかすると恋愛が成功する場合と失敗する場合では、一部のモテモテな美人やイケメンを除けば失敗する場合の人が多いかもしれません。恋愛の失敗とは、つまり「失恋」です。失恋は悲しくも辛いものであります。そのような失恋から立ち直るために効果的な方法はあるのでしょうか。
もう結論から書きます。
それは「注意をそらす」ということです。
失恋から立ち直れなくてズルズルいくパターンで多いのが、かつての恋愛対象者にメールを送ったり、電話をしたり、思い出したり未練が残っていることです。連絡をとって顔見たり、声を聞けば、また気持ちに火がついてしまいます。このような行動が、失恋から立ち直れなくしていると考えられます。
そうならないためにも「注意をそらす」ようにしてみましょう。例えば、仕事に没頭する、友達と遊ぶ、旅行に出かける、ゲームをするなど、別の行動に注意を向けるのです。過剰じゃなければスイーツ食べに行ったり、歌ったり、踊ったりしてもいいでしょう。そうして気を紛らわす時間を日常に増やしていきましょう。
マシュマロ・テストからわかる「注意をそらす」重要性
心理学で有名な研究「マシュマロ・テスト」というものがあります。マシュマロは子供が大好きなお菓子です。「マシュマロ・テスト」とは、子供たちが今すぐにマシュマロを一個もらうか、それとも20分待って二個もううか、どちらを選択をしたか調べた研究です。
この実験は、米国スタンフォード大学の心理学者であるウォルター・ミッシェル氏が、今から半世紀前にはじめました。ミッシェルが関心を持っていたのが「意志の力」です。
この実験で、はっきりとした傾向があります。それが、目の前にあるマシュマロを見たり、触ったりする子供は、最後まで我慢して待てずに食べてしまう場合が多のですが、逆にマシュマロを見ないようにしたり、マシュマロから注意をそらそうとする子供は、我慢できる場合が多いということがわかっています。
欲求の対象から気をそらすことで人間は、ある程度我慢できるようになります。失恋から立ち直る場合であっても、この方法は有効的だということです。
最後に
注意をそらすということは、様々な場面でも有効的です。例えば、人前でスピーチする前なんかは、緊張することに注意が向いているのを、別のことに逸らすことで緊張が和らぐことがあります。失恋をしたときも同じで、失恋に注意を向けるのではなく、別のことに集中してみましょう。いつの間にか失恋から立ち直り、新しい恋愛に踏み出せるようになるかもしれません。
あとは、日頃から注意をそらす練習や意志力をあげる練習をしておいても良いと思います。瞑想や運動は科学的にも根拠がある方法です。ぜひ習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 失恋したら、他のことに集中しよう!
- 注意をそらすと欲求から我慢できやすくなる!
- 日頃から意志力や注意をそらす練習をしよう!運動や瞑想がオススメ!
To be continued…