過度にストレスがかかった時や不安になったときには、自分を第三者の視点で描写することをおすすめします。
どうも、ねこひげ先生(@dr_catwhisker)です。
今回は『「俯瞰しろ!」自分を第三者の視点で描写するメリット』というお話です。もし良かったら読んでみてくださいね!
目次
俯瞰(ふかん)しろ!
Netflixで「サマータイムレンダ」を見ました。タイムリープ系アニメの超良作です。
っで、主人公である網代慎平(あじろしんぺい)は、作中でよく俯瞰(ふかん)しているシーンが登場します。
「俯瞰しろ。俺がすべきことは…とにかく、今日を生き延びることだ」
「怒りとか悔しさは、俯瞰してこそ武器になる」
こんな感じで網代慎平は自分や周囲を俯瞰して見る癖があり、この癖によってトラブルに巻き込まれても緊張せずに行動できたり、冷静な判断ができたりと、非常に頼りがいがある存在として描かれています。
網代慎平の俯瞰する癖は、僕らにも学ぶところがあると思ったので、今回は「自分を第三者の視点で描写するメリット」についてお話します。
そもそも俯瞰って?
そもそも俯瞰とはなんでしょうか。かみ砕いて言うと「自分を第三者の視点で描写する」「客観的に見ること」「一歩引いてみること」ですね。
慎平もピンチになったときには第三者の視点から客観的に物事を見ることでトラブルを乗り越えようとするシーンがあります。その時、状況を冷静に考えたり最善の方法で解決できるよう行動していることが伺えます。
ピンチのときこそ、自分を第三者の視点で描写しよう!
もし、あなたも異常にストレスがかかるシーンや不安になったときは自分を第三者の視点で描写してみましょう。
つまり三人称で独り言を言ってみるのです。
- なぜ彼はイライラしているのか?
- 彼なら大丈夫だよ!
- 彼が不安になるのはなぜだろうか?
こんな感じで「彼」と言った三人称で状況を描写します。
もちろん「彼女」「キミ」「あなた」「自分の名前」に置き換えてもOKです。独り言も声に出しても脳内でつぶやいても構いません。とにかく「僕」や「私」など一人称を使わないのがポイントです。
メタ認知で自己コントロール能力がアップする
認知心理学の分野で「メタ認知」という言葉があります。メタ思考と言われるもので、わかりやすく言うと「自分自身を客観的に見る」ことです。
自分を客観的に見る最大のメリットは自己コントロール能力を発揮できることです。人はピンチになると、どうしても視野が狭くなり、その問題の解決策がわからなくなります。パニック状態ですね。
一方でメタ認知を意識すると解決するにはどうすればいいのか、一歩引いて自分に指示を出すことができるようになります。現状から心理的な距離を取れるようになり、自己のコントロールが上手くなるわけです。
今回は「自分を第三者の視点で描写するメリット」についてお話をしました。「サマータイムレンダ」を見ていて、改めて「俯瞰する」ことが大事だよね、と思いました。
もし、あなたもピンチになったときは自分を第三者の視点で描写してみてください。手軽なストレス解消&問題解決に繋がる技法です。
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今日のクエスト~LevelUpポイント~
●ピンチな時こそ俯瞰する!
●自分を第三者の視点で描写しよう!
●メタ認知で自己コントロール能力がアップ!