ディズニー映画『美女と野獣』が公開されましたね。アニメで見たことある人も多いのではないでしょうか。僕もアニメ版から大好きですし、劇団四季も見に行ったぐらい大好きな作品です。
そんな「美女と野獣」がベル役エマ・ワトソンで実写化されましたね。本当、エマ・ワトソンというところがピッタリで良いですね!ところで、「美女と野獣」のお話を改めて振り返ってみると、これって心理学でいうところの「ストックホルム症候群」じゃないのかなと疑問が出てきました。
もくじ
美女と野獣のお話
「美女と野獣」の簡単なあらすじは以下のようなお話です。
美しい少女ベルの父親のモーリスが、ある時行方不明となります。行方不明になったモーリスは、野獣の住む城へ迷い込み牢屋に閉じ込められます。
父親を捜し森の中を入ったベルが、父親を助ける代わりに城に残ることになります。初めは冷たい心の野獣でしたが、ふとしたことから優しい心を持っていることに気づいたベルは、少しずつ野獣に心惹かれていく、というお話です。
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— Emma Watson (@EmmaWatson) 2017年1月26日
そんな「美女と野獣」の実写版でベル役を演じたのがエマ・ワトソンです。エマ・ワトソンは言わずと知れた『ハリー・ポッター』シリーズのハーマイオニーです。(やっぱり美人ですね!)
この映画を改めて見ていて思ったのですが、心理学で言うところの「ストックホルム症候群」じゃないだろうかという疑問がわきました。
ストックホルム症候群とは?
心理学にストックホルム症候群というものがあります。
ストックホルム症候群(ストックホルムしょうこうぐん、英語: Stockholm syndrome)とは、精神医学用語の一つで、誘拐事件や監禁事件などの犯罪被害者が、犯人と長時間過ごすことで、犯人に対して過度の同情や好意等を抱くことをいう。
1973年にスウェーデンのストックホルムという地域で発生した銀行強盗事件から来ています。犯人は何人かの人質と一緒に銀行に立てこもったのですが、自ずと人質たちは犯人に協力的な行動をとるようになったということです。
つまり、被害者側に加害者に対する愛着や愛情が生まれたということです。容易には信じられない話ですが、本当にあった実話です。「美女と野獣」も牢屋に閉じ込められる、野獣に惹かれていくというような共通点が垣間見えます。
エマ・ワトソンも同じことを考えていた
エマ・ワトソンが、「エンターテインメント・ウィークリー」というサイトのインタビューで「最初、とても気になったことがあったの。これはストックホルム症候群ではないかって」と答えています。(僕と同じようなことを考えていて光栄ですw)
ただ、エマ・ワトソンは、ベルは野獣と口論もするし、城に残ったのも自発的な決断だからストックホルム症候群になってしまった人の特徴を示していないと話ます。最終的には、ストックホルム症候にかかっていたという説を否定しています。さすがです!
最後に
「美女と野獣」を改めて観ると、「あれ?この話ってストックホルム症候群?」と思いました。ストックホルム症候群という心理学を知っていた人は、同じような疑問を持った人もいるのではないでしょうか。
「美女と野獣」という映画は本当に素晴らしい作品です。普通に見るだけでも充分に楽しめる作品です。また、今回紹介したような観点でちょっと違った分析をしながら見るのも面白いかもしれません。

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To be continued…