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人間関係は減点式ではなく加点式にしてみる?

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人間関係は減点式ではなく加点式にしてみる?

「あの人のここが嫌い」「あの人はもっとこうしたほうがいい」「自分のまわりはダメな人ばかり」など、自分のまわりの人達にバツをつけていることはありませんか。

 

つまり、人間関係が減点式になっている可能性があります。それを加点式に変えるだけでも人間関係は変わってくるのではないでしょうか。

 もくじ

 自分の周りの人はダメな人ばかり

「あのは本当にダメな人」などと、他人の行動がゆるせないと思うことはありかせんか。または、そんな風にイライラしている人が近くにいませんか。

 

もしかすると、自分の周りの人をダメだと決めつけるという人は、対人関係を減点式で見ている人たちの可能性があります。

減点式の対人関係は思考の癖

対人関係を減点式で見る人の特徴は、自分が「正しい、間違っていない」と確認したい傾向にあります。自分の言動を正当化させるために、周りにダメな人をつくって自信を見繕うとします。

 

ただ、その減点式の対人関係って苦しくなるんですよね。相手のダメなところを見つけようという人と仲良くしたいと思いますか。おそらく、多くの人が見透かされるようで嫌な気分になるはずです。

 

まずは、自分が減点式で人のことを見ていると理解することです。自分がその部分だけを見ていたと気づくことが重要です。

 

加点式の対人関係に変えてみる

できれば、減点式を加点式の対人関係に変えてみてください。つまり、人の悪い面ばかりを見ようとしていたのを良い面にも目を向けてあげてください。

 

この加点式の対人関係は、長い付き合いの人との関係にも有効的です。例えば、結婚して何年も経過すると、相手のダメなところばかりに意識が向くことがあります。「服は脱ぎっぱなし」「ゴミ出しはしてくれない」「子供の世話は自分ばかり」など、ダメなところが浮き彫りになります。

 

この減点式だと見ている世界が、辛い世界になります。確かにダメなところがあるのかもしれませんが、そこを良い面にも目を向けてあげましょう。「ご飯を作ってくれる」「外で仕事をがんばっている」「犬の散歩に行ってくれる」など、相手の行動で当たり前の行動が実は加点式の視点で見ると感謝に変わります。

 

最初は難しいと思います。ただし、加点式で見たとき、相手はプラスの行動をしてくれる可能性もあります。心理学にピグマリオン効果というものがあります。「ピグマリオン効果」とは、人は褒められれば褒められるほど、褒めてくれる人の期待に応えたいと思い、自分を発揮するようになるとわかっています。

 

要は、相手を加点式でプラスのイメージでみるということは、相手を褒めること期待することにつながります。その結果、その期待に応えようと相手も「これほど自分を褒めてくれる人はほかにはいない!」と自分を発揮させようとしてくれるかもしれもしれません。

 

最後に

「相手のダメなところが気になる」というとき、あえて「ちょっと、これは対人関係を減点式で見ていないか」と立ち止まって考えてみてください。そこには、自分がそう見ているだけで苦しんでいる可能性があります。

 

そこは加点式の視点で相手のことをみてはいかがでしょうか。自分の良いところを見てくれる人のことを嫌いにはなりません。上司や同僚、友達など自分の悪い面ばかり指摘する人より、良い面にも注目してくれる人のほうが信頼できるはずです。

 

減点式から加点式になったとき、人間関係も違った景色になると考えます。

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

  • 相手のバツをつけるのをやめてみる!
  • 良い面にも目を向ける加点式の対人関係にしてみる!

To be continued…