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「強がらない」持ちつ持たれつの人間関係が理想

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「強がらない」持ちつ持たれつの人間関係が理想

 

突然ですが強がって生きていませんか?

 

恋愛や仕事、家庭など人を頼らずに強がっている人がいます。強がってしまう性格の人は、言い換えるなら「弱みを見せるのが苦手」な性格ともいえます。

 

人間関係において「強がってしまう」という性格というのは、とても辛く結果的に自分を苦しめることになってしまうことがあります。

 

今回は、強がらなくてもいい「持ちつ持たれつの人間関係」について書きたいと思います。いつも強がってしまう人が少しでも気持ちが楽になることができればいいなと思います^^

もくじ

強がりすぎてフレらたF子さんの話

強がりすぎて不幸な結果になったしまったF子さんのお話をしましょう。

 

F子さんは、29歳のキャリアウーマンでとても立派な学歴もあり、自立心も強い女性でした。いわゆる非の打ち所もない完璧な女性でした。F子さんには結婚も考えているほどの好きな彼氏がいました。それが同い年の一般的な社会人のN氏です。

 

N氏はとても優しい性格でF子が疲れていそうなときは、「大丈夫?」と声をかけてくれていました。ただ、F子さんは心配はかけたくないから「大丈夫よ」とN氏には、甘えることも無ければ、弱音を吐くことも一切ありませんでした。

 

それは生活面でもそうで、F子は料理や家事、全てN氏のために尽くしました。

それはそれはN氏は、とても助かり、ふたりは幸せに…

 

とはいきませんでした。突然、F子はN氏からフラれたのです。

 

N氏にはF子のことが完璧に見えすぎました。社会的な成功もF子のほうが上で、プライベートも何でもこなせる完璧な女性でした。「君には俺がいなくても大丈夫だから」そう思ってN氏はF子に別れを告げたのです。

 

なぜ、氏は何の問題もないはずの彼女をフッてしまったのでしょうか?それは「持ちつ持たれつ」の関係がバランスを崩れてしてしまっていたからです。

 

強がらないない人間関係のススメ

大好きな人のためには、何かしてあげたいと思うのが人間です。ただ、逆に「何かしてもらう」ことも大切なのです。

 

彼の前で弱さをみせることを決してマイナスに捉える必要はありません。むしろ、強がってばかりいる女性は、彼からしてみると「俺がいなくてもこいつは大丈夫そうだな……」と思わせてしまうので、かえって危険です。

 

仕事でもそうです。同僚が気にかけてくれているのに、「大丈夫…!」と仕事を必要以上に抱え込みすぎて、気づいた頃には心身ともにボロボロになってしまったという人もいます。

 

弱みを人に見せられるということは、本当に強い人です。

 

持ちつ持たれるの関係が理想

僕は人間関係において持ちつ持たれつの関係が理想だと思います。確かに甘え過ぎだったり、頼り過ぎるのは問題ではありますが、全く甘えない・頼らないというのもいかがなものでしょうか。

 

相手のことを「持ちつ」、自分のことも「持たれつ」が基本です。「支えてあげる」だけではダメで、たまには「支えさせてあげる」こととが大切です。

 

ちょっと弱さを演じよう

完璧すぎる人というのは近寄りがたく、周りに頼ることしないので人間関係が希薄になりがちです。人は誰かの役に立った時に存在意義を感じます。

 

もし完璧さを求めてる性格であれば、「弱い自分」を演じるのも一つの方法です。例えば、彼氏の前で強がってしまう女性であれば、たまには、「さみしさ」を伝えてみる、彼に手料理をつくってもらう、などもいいでしょう。

 

彼氏も大好きな彼女のためなら、話を聞いてくれるでしょうし、もしかすると料理もしてくれることだってあるかもしれません。何もかもが完璧な女性よりも、少し「甘え上手」な女性がモテるのも、持ちつ持たれるのバランスを熟知しているからかもしれません。

 

最後に

あまり無理しないください。強がらないでください。

 

相手に何かをやってもらうということは悪いことではありません。相手に任せることが、人を育てるということにもつながることもあります。

 

弱くなることに対して抵抗をもっているしまう人は、「持ちつ持たれつの人間関係」について自分なりに実践してみてはいかがでしょうか。きっと周囲の環境・状況が変わると思いますよ。