“モーニングページ”をご存知ですか?
「最近、頭がスッキリしない…」「ボーっとして疲れている…」「何だかネガティブ思考になりがちで悩んでいる…」そんな方にオススメなのが“モーニングページ”です。
実はこの“モーニングページ”を毎日やりつづけると、絶大な効果があると言われていますのでご紹介します。もし自分でもできそうだと思ったらお試しくださいね!方法は簡単です。
もくじ
モーニングページって何?
モーニングページとは、書籍ずっとやりたかったことを、やりなさい。ジュリア・キャメロン著の中で、提唱されているエクササイズのひとつです。
- 作者: ジュリアキャメロン,Julia Cameron,菅靖彦
- 出版社/メーカー: サンマーク出版
- 発売日: 2001/04/01
- メディア: 単行本
- 購入: 35人 クリック: 150回
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簡単に説明すると、毎朝ノートに思いついたことを(何でもいいので)書いていくだけで人生が変わるくらいにマインドや行動に変化をもたらすというものです。
どうやってやればいいの?
1、自分自身も、最初の 8 週間ほどは、読み返さないようにする
2、毎日、決まった時間にノートに 「 3ページ分の文章 」 を書く
3、ノート3ページ程に、意識の流れのままにありのままに書きつづる
4、ルールはただ一つ。何も思い浮かばなくても3ページを埋めること
モーニング・ページのやり方はノート3ページほどに、難しいことは考えず意識の赴くままに書きつづけます。ただただ手を動かし、心に浮かんでくるものをそのまんま書き留めていく作業です。
書く時間帯は?
モーニングページというだけあって朝が理想です。夜でもある程度の効果があるようですが、朝起きてすぐの状態、少しボーッとするぐらいが良いとされています。夕方や夜にやると、その日に起きた記憶に思考が引っ張られてしまい、ありのままの状態で書きづらくなるのです。
どのぐらい書けばいい?
モーニングページでは3ページ分くらい手書きで書くことが理想とされています。ただし、決まった体裁などもないので、思うがままに書くぐらいでよいと個人的には思います。
最初のうちには3ページ書くのも時間がかかりますので、慣れるまでは1ページや2ページでも良いのではないでしょうか。
書くツールは?
紙とペンです。アナログですが、手書きで書くことを勧めています。他人には読ませないものなではないので、汚い字だろうが、文章がめちゃくちゃだろうが全く気にしません。
何を書けばいい?
頭に浮かんだことをそのまま書き出していきます。本当にそのままでいいです。「眠い」「お腹すいた」「今日、シャンプー買わないと…」などで結構です。僕は最初のうちは、ひたすら「書くことが思いつかない」「これって意味あるの?」みたいなことを書いていました(笑)
そんな風に書いてると、段々と考えていることや悩み、心配事も書き出すようになります。初めのうちはネガティブなことを吐き出すのに抵抗を感じてしまいましたが、それら思考を吐き出すことでスッキリすると知ってからは特に何も気にせず書いています。
もう一度言いますが、人に読ませるものではありませんので、何を書いてもいいのです。
どんな効果があるの?
効果に個人差があるうよですが、実践者の中には以下のような効果が表れたと言われています。
頭がスッキリとクリアになる!
頭の中で悩んでることやモヤモヤした無駄な考えや心配事がなくなります。
課題解決力が上がる!
現状の自分が解決すべき課題が見えてきて、その課題に対する解決法・具体的な行動に落とし込めるようになります。
発想力がつく!
発想が広がり、夢も広がると言われています。これも思考が整理されているため、アイデアが浮かびやすくなっているのでしょう。
ありのままの自分を受け入れられる!
要するに自分に素直になれます。「〜すべきである」など自分のことを縛った思考から、開放されるようになります。
ポジティブな変化
モーニングページには思っていることを、そのまんま書きます。それはネガティブなことや卑劣なこと、汚い言葉も、心に浮かんだことををありのままに書き出します。一度、ノートに書き出すとことで、心の鬱憤がどうでもよくなりポジティブ思考になります。
僕も実際にやってみた
僕はこれを日々の習慣として取りれています。かれこれ1年以上やっています。ただ、ノートに3ページも書けない日もあります。そのようなときは、1ページ未満でも、とりあえず日々思いついたことを書き続けました。
また、書くタイミングを決めることで、習慣として続けやすいと感じています。僕の場合は、朝起きて実践しています。
やってみて感じたこととしては、確かに悩みごとや考えていることが整理されている気がします。あと、これはセルフカウンセリングみたいなものかなと思っています。誰か信頼できる人に話しを聞いてもらうとスッキリとしますよね?例えば、愚痴や悩み事を話しを聞いてくれているだけで、解決策が見つかったりします。
これらカウンセリングに似たうようなことを、祇とペンを利用して自分一人で行っているのがモーニングページなのかなと思いました。だから、毎朝、理想的なカウンセラーにありのままの話を聞いてもらえていると思うと、かなりお得な感じしませんか?(笑)
実際に、人が不安を感じるときは、脳のワーキングメモリが不安でいっぱいな状態になると言われています。その不安を紙に書き出すことで、ワーキングメモリの空きを作ることでき不安な気持ちが解消されることが科学的にもわかっています。
ワーキングメモリがいっぱいになると知力も低下してしまいますし、不安な状況がさらに不安を呼び寄せます。紙に書くことで、問題を客観視できるようになるため、悩みが解消されるのは事実としてあるようです。
モーニングページにも、これらに似た作用があるのでしょう。僕は実践してとても良かったと思っています!まだまた、これからも続けたいと思っています。
さいごに
毎朝、思考の整理をすることが、様々な効果があると言われる「モーニングページ」、いかがでしたでしょうか。はじめは何を書けばいいのかわからないと感じるかもしれませんが、本当に気軽な気持ちではじめてもいいと思います。
最近、ネガティブな思考や愚痴など溜め込み過ぎてないですか?そんな時は、紙とペンを用意して、簡単に始められるモーニング・ページ、オススメですよ♪