「休日ひとり暇…」だったら森林浴は？それだけで十分な外出理由になる

「休みの日ぐらいは一日中寝ていたい…」「一歩も外に出たくない…」そんな風に思っている人はいませんか。体調を整えるのには十分な休息は確かに必要です。ただ、家に一日中引きこもっているだけが休息とは言えません。

ぜひ、自然があるところに外出してみてください。今回は「休みだからこそ森林浴してみませんか」というお話です。森林浴のメリットについてお話します。

あなたは最近、自然に触れたのはいつですか。ココロクエストの記事でも緑があるところで５分間だけ歩く「グリーンエクササイズ」が良いですよという記事を書いたことがあります。緑があるところに積極的に出かけるのは体調を整えるのためにも適している方法だと思います。だから、休みだからこそ自然があるところに外出して心身ともにリフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

僕たち働く人間からすると休息は必要です。ただ、休息とは言っても一日中寝るだけが休息とも限りません。人間は日の光を浴びることででパフォーマンスが発揮できるようになるとも言われています。

朝日を浴びて起きる、ごく当たり前の生活習慣

休みの日だからこそ、いつも通り朝起きて「朝日を浴びる」ことを心がけてみてください。きっと幸せな気持ちになれるはずです。これは、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」が関係しています。このセロトニン神経を活性化させる方法が「朝日を浴びる」や「３０分ほど歩く」ことです。さらに緑があるところだとなおさら良いのです。

言ってしまえば、毎日の規則正しい生活がセロトニンの分泌にも大切だということです。また、森林浴のメリットを示す研究では、東京で働く男性サラリーマンを対象にして、2泊3日の「森林浴」をしたところ免疫機能がアップしたという研究結果も報告されています。(1)

森林浴とは言っても遠出をする必要はなく、自宅近くにある緑の多い公園などで日帰りで行うだけでも効果があるということです。それなら気軽に取り組めそうですね。

自然の中で瞑想も良いよ

瞑想によって、脳を衰えを防いだり、幸福度を増加させることは科学的にも証明されています。よく瞑想（またはマインドフルネス）で取り入れらているのが「腹式呼吸」です。この腹式呼吸にもセロトニンを分泌させる効果があると言われています。

つまり、自然の中で落ち着いて瞑想をするれば幸せホルモンが大量に分泌されるかもしれないということです。もし人の目が気になるという人は、ちょっと公園のベンチに座って目を閉じ呼吸を整えるぐらいでもよいと思います。僕は、よく近所の公園に行って読書の合間に瞑想をすることがあります。実体験として思うのですが、人間は自然環境との共存が幸福度を増すために必要不可欠だと感じています。

最後に

もし最近自然に触れていないという人は、次の週末にでも森林浴に出かけてみてはいかがでしょうか。「たまの休みぐらい、ゆっくりと寝かせて〜」という気持ちもわかるのですが、休みだからこそ、いつもなら行かないような場所、つまり森林浴ができる場所に出かけてみてはいかがでしょうか。おそらく心身ともにリフレッシュすると思いますよ。