「職場の同僚の言動が気にくわない」「夫の態度にイライラする」など、日々感じることはありませんか。このように感じている内は心も穏やかではありません。
もしかすると、そこには「他人への過剰な干渉」があるのかもしれません。この干渉する気持ちを手放すことで人間関係がグッと楽になります。
もくじ
他人に干渉すると逆効果
子供の頃を思い出してください。親から「漫画を読んだダメ」と強制されたら余計に読みたくなって読んでしまったということはありませんか。実は、人間は他人をコントロールするのが難しいのです。それが親子関係でもそうなのですから、アカの他人なら尚更です。
「上司が仕事しなくてイライラする」「夫が家でダラダラして嫌だ」など感じることがあると思いますが、その時に「上司に仕事をしてもらおう」「夫に家事を手伝ってもらおう」と強制的にコントロールしようとするのは労力の無駄に終わることがあります。
また、過干渉の親が原因で、子供の不登校や反行の原因になるというデータもあります。「早く食べなさい」「好き嫌いはダメ」「残さず食べなさい」このように言っている親も多いはずです。これ全て実は親の都合なんですよね。それなのに、過剰に干渉して自分がイライラしてしまうのです。
じゃあ、どうすればいいのでしょうか。他人を変えようとするのではなく、自分が変わろうとするようにシフトすればいいのです。
自分が変わればいい
相手を変えようとするのは労力がかかるとお話しました。また、他人を変えようとするのは実は自分都合に変えようとしているだけということに気づきましょう。やはり、他人を変えようと考えれば考えるほど、ストレスを抱えてしまうのです。
逆に他人を変えようとするのではなく、自分が変わるようにしてみてください。例えば、同僚が仕事をしないのであれば自分がバリバリ働けばいいのです。自分が働けば、それだけ会社からの評価も上がります。仕事をしない人間は淘汰されていくでしょう。または、あなたのバリバリ仕事している姿に感化されて、相手も働いてくれることもあります。
過剰な他人への期待はやめて、自分の行動に力を使いましょう。他人を変えようとする労力よりも、よっぽど生産的だと思います。
他人のせいではなく自分の問題として捉えよう
問題が起きたとき、相手に原因があると考えすぎると他人に干渉していることになります。「なんで、これぐらいのことができなんだ」「もっと、こうしてほしいのに」など、相手の問題と捉えようとしてしまうのです。
そこを「自分にも問題や原因がないか」と考える習慣をつけてみてください。そうすることで、必要以上に相手に干渉する気持ちが少なくなります。
最後に
誰だって相手に「こうなってほしい」という気持ちがあると思います。ただ、その気持ちが相手に伝わって本当に変わってくれるどうかはわかりません。おそらく、変わらない可能性のほうが大きいでしょう。
相手を変えようとするのは、相手を否定的に見ているときです。相手を否定したところで、人間関係が良好になるとは思いません。相手を変えようとするのは無駄な労力になることがあります。
相手を変えようとするのではなく、自分の成長につなげればいいのです。自分が変わって、そこで相手が感化されて相手も変わるかどうかは相手の問題です。まずは、自分からという気持ちが大切なのです。
今日のクエスト~LevelUpポイント~
- 他人への過剰な干渉は逆効果!
- 相手を変えようとするのは自分都合!
- 他人を変えるのでななく自分が変わろう!
To be continued…