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アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書" by赤羽 雄二

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

忙しくて本を読む時間がないという人も多くいます。その一方で、どんなに忙しくても毎月数十冊読むという人もいます。この二人の違いはどこになるのでしょうか。

 

僕は読書が趣味なので月に数十冊読むのですが、それでも積読になったり、ただただ読むだけで終わってしまうこともあります。本を読まない人にも本を読む習慣がある人にも、実は課題があります。

 

今回は、そんな課題に気づかせてくれた本をご紹介します。

もくじ

攻めの読書が大切!

最近はインターネットやスマホが普及した影響もあるのか読書離れが懸念されています。「忙しくて読む暇がない…」「ネットで十分だ…」「そもそも読む習慣がない…」など人それぞれ理由があることでしょう。

 

また、「本を読む」ことは良いことだと一般的に思われています。ですが、読書の習慣がある人にとっても、思い起こせば「ただ読むだけ」「暇つぶしの読書」など受け身の読書になっている人も多いのです。

 

これまで読む習慣がなかった人は、どのように「読む習慣」を身につけるべきか。また、読む習慣がある人は、どのように「攻めの読書」を身につけるべきか。大変、参考になる本が「アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"」です。

 

本書の著者赤羽雄二さんはMBAがなくてもマッキンゼーで14年間活躍することができたのは、本の読み方のおかげ」とも言っています。つまり、「行動につながる」ことを意識した読書をすることが仕事や人生に直接的に役立つということです。

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

Amazonの内容紹介

本書で提唱する「アクションリーディング」を行なえば、時間がない中でも本を読みこなし、そして、実践に活かす考え方や仕組みを紹介しています。

1ページ1分のA4メモ書き、フォーマット化して短時間で書く「ブログ」の書き方、ステップアップにつながる「本」のアウトプットの仕方など、アクションの起こし方も充実。

30分でも着実に身につく読み方ができれば、飛躍的に成長ができると実感できます。

 

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

 

 

これから「攻めの読書」習慣を見に付けたい人にこそオススメ!

「今年こそは読書を習慣化させるぞ!」と読書を目標にする人も多くいます。ただ、「忙しいくて読む暇がない…」などの理由から、いつの間にか目標が忘れ去られることも多いことでしょう。

 

また、「100冊読んだとしても何も変化しない」という人もいます。このように読んでも役に立てられないという方は読書に対する姿勢を見直すと良いかもしれません。つまりは、「読み方」を学ぶということです。

 

僕自身、本を読む習慣はあったのですが、本の読み方については学んだことがありませんでした。だから、この本には初めて気づかせてくれるような内容が盛り込まれて読んで良かったです。これから、「攻めの読書」を身につけたいと思っている人には、オススメの本です。

 

いくつか、気になったポイントをご紹介します。

読書の時間をスケジュールに組み入れる

本を余暇とか趣味とか考えずに、自分の24時間のなかで割り振るべき重要な活動の一つと見て、自分にとって快適かつ生産的な時間のかけ方を習慣化することが非常に大切です。

本書では本を読むためには時間管理が大切だと書かれてあります。確かに、どんなに忙しい人でも「できる人」は時間管理がしっかりとしています。

 

だらだらとスマホをいじってたら夜中になってしまった…という経験をしたことがある人も多いのではないでしょうか。実は「忙しくて読む暇がない」という人は、もしかすると時間管理に乏しいのかもしれません。

 

自分が何時に起きて、何時に出社して、何時にご飯を食べて、何時に寝るのか、把握した上で、スケジュールの中に読書を組み込むことが理想的です。必ず、自由に使える時間があるはずです。そのために、自分がどのようなスケジュール感で動いているのか把握することが大切だと感じます。

 

なぜ、この本を手に取ったのか

読む前に「この本で何を得たいのか」「なぜこの本を自分は手にとったのか」を明確にしておく必要があります。それだけで集中力や吸収力が上がり、目に飛び込んでくる文字が変わってきます。 

これ本当に大切です!自分が何のために本を読んでいるのか問題意識がはっきりとしていないと、身につくものも身につきません。

 

その本を手にとったことには何か理由があるはずです。自分が課題だと思っていることや好きなことや興味があり知識を深めたいと思っていることなど、何かしらの問題意識があるはずです。

 

ただ、その問題意識を持たないまま読み終わっても「あれ?何も変わっていない…」と思ってしまうことあるでしょう。赤羽さんは本書に「問題意識を持てない本は買っても意味がない」と書いてあります。 

 

好奇心や問題意識を刺激される本だからこそ、自分の財産にもなり最大の武器となるのです。

 

例えば、本書を読むための問題意識であれば「いかに行動するための読書習慣をつけるか」ということが、僕個人の問題意識になっていました。この「なぜ、この本手に取っとか」という問題意識は、これからの読書習慣でも今まで以上に気をつけようと思ったことです。

 

むしろ、制限することも同じく大切

本をよむ時間を制限する上で、私にとって一番うまくいった方法は、「月に読む冊数を決めたら、それを超えて本を読まない」ということでした。

 この考え方に賛否があるのかもしれません。ただ、読書は読書をすることが目的ではありません。本を読んだあとに、アウトプットすることで価値が生まれると考えます。

 

だから、本を読む時間スケジュールに取り入れると同時に、むしろ制限することも大切だという赤羽さんの考え方は印象に残りました。

 

ここで考えたいのは、読書とアウトプットの関係性です。仕事に活かすのか、やる気の維持につなげるのか、ブログに書くのかなど本を読んだ後の「行動」が大切になってきます。これ、頭ではわかっているのですが、なかなか難しく悩むところです。

 

個人的には本を読むこと自体も好きなので、本の内容によっては、完全娯楽として割り切るのもありだと思っています。ただ、その一報で目的意識がある本の内容の場合は、読書とアウトプットの関係性は意識したいことです。

 

最後に

本書では他にも「読んだことをそのままデータベースにする本の使い方」「ベストセラーは後回しにする」「情報感度を高める7つの習慣」など興味深い内容が盛りだくさんでした。

 

これから、読書習慣を身につけたいと思っている人や、今の読み方あっているのかなと疑問に思っている人は、ぜひ手にとってみてはいかがでしょうか。

 

本を読む前に、本の読み方を学ぶことが大切だと気づかせてくれた本です。

 

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える

アクションリーディング 1日30分でも自分を変える"行動読書"

 

今日のクエスト~LevelUpポイント~

  • 攻めの読書をしよう!
  • 読書習慣を身につけよう!
  • 本の読み方を学ぼう!

To be continued…